スタッフブログ

2023.11.17
会陰ヘルニア

今日は病気についてお勉強!

会陰ヘルニアとは

肛門周囲の筋肉の隙間から臓器や脂肪が皮膚の下に飛び出る疾患です。

見た目の変化でお尻が腫れてきた!と、来院される方が多いです。

中年齢以降の雄のわんちゃんで多くみられ

男性ホルモンが原因のことが多く

ほとんどが去勢手術を行っていないオスのわんちゃんです。

また、よく吠えるわんちゃんにも多いです。

肛門周囲の筋肉が薄く、弱くなることで骨盤を超え肛門側に飛び出してきます。

飛び出るものとしては、お腹の中の脂肪の他に、膀胱、前立腺、腸など
どの臓器が出てくるかは個体差があります。

20231117犬猫うさぎ|武蔵国どうぶつ医療センター(旧たぐち動物病院)|埼玉県久喜市・蓮田市・白岡市・幸手市・加須市・杉戸町・宮代町・上尾市・桶川市・北本市・鴻巣市・伊奈町・春日部市・さいたま市エリア | 埼玉県久喜市・蓮田市・白岡市・幸手市・加須市・杉戸町・宮代町・上尾市・桶川市・北本市・鴻巣市・伊奈町・春日部市・さいたま市エリア

飛び出している臓器により、
症状は異なってきますが

尿が出にくくなったり

便が出にくくなる、細くなる

元気がなくなるなどです。

当院ではミニチュアダックスフンド

トイ・プードル

ウエルッシュコーギーで

多く手術をしているように感じます。

そうです!会陰ヘルニアになった場合は

基本的に手術での対応となります。

そして、進行していく病気なので見つけ次第手術をおススメしております。

予防としましては、早期の去勢手術です。

去勢手術をされていないわんちゃんの飼い主様

一度ご検討してみてはいかがでしょうか?

ご相談も承ります。

                                                                S.T