獣医師 | 2024年入社
畑圭祐
この病院の魅力は、職種や上下関係を問わず、一つのチームとして医療を支えているところだと考えています。この関係性は、常に互いが支え合い、ある時はこれまで挑戦したことのない困難に立ち向かう時、またある時は辛くて挫折してしまいそうな時、日常から特別な瞬間まで、個々として、組織として常に歩み続ける原動力となっています。入社したばかりでは到底挑戦できないことでも、組織としてしっかりと背中を押していただけるため、毎日が成長の連続であることを実感できます。こうした風土は、個の成長が組織の成長にも繋がるため、それぞれの専門性の追求が、自然と全体のレベルを底上げします。もちろん、その追求に上下関係は存在せず、自身の学びが活かされることに対するやりがいと責任感を常に感じながら学び続けることができます。
病院の魅力に関連している部分ですが、とにかくコミュニケーションに障壁がないことが特徴だと思います。院長から入社1年目まで、職種に関係なく、オンオフ問わずにコミュニケーションを取ることができます。業務の上では些細なミスの防止、見落としがちな視点の共有、時に反省点の共有や再発防止のための議論に、社員旅行やレクリエーションの上では、その瞬間を全力で楽しみ、オフならではの一面に驚いたり、一層仲を深めたりと、関係性を問わずコミュニケーションを気軽に取ることができます。
この仕事のやりがいは、動物だけでなく、そのご家族である人も救うことができることです。動物の生涯に全力で寄り添い、医療を通したそれぞれの最適解を提供することは、そのご家族の人生に寄り添うことであり、言語を通して想いを伝えることができない動物とその家族の架け橋となり、幸せな毎日を支えるお手伝いができるのは、この仕事だからこそのやりがいだと思っています。また、動物とその家族の数だけ医療には答えがあり、獣医師として提供すべき医療としての正しい知識を大前提としながらも、それぞれのご家族に合わせたご提案をする柔軟性が求められ、その結果として、後悔のない幸せな日々を皆様に送っていただくことが、使命だと思っています。
この病院を選択した最大の理由は、お伝えさせていただいた魅力や雰囲気を短期間の実習であっても非常に強く感じられたことです。実習生のいる間はいつもの雰囲気と異なる病院や、どこかよそよそしく感じることがありますが、実習中も積極的にコミュニケーションをとっていただいたり、仕事を手伝わせていただいたりと、この病院で獣医師として働いてみたいと感じることができたことは、今でも強く印象に残っています。また、病院として挑戦する姿勢を常に忘れず、地域の1.5次診療として求められる以上の医療を提供しようとする風土、それを院長のみならず、年次に関係なく取り組むことができる環境づくり、個々の挑戦したいという思いを全力でサポートしてくれる体制に、当時も今も支えられ、日々成長を実感することができています。
将来のビジョンは、この病院で学び、経験したかけがえのない時間、スキルを最大限に活かし、武蔵国どうぶつ医療センターのような誰からも求められる場所を、自らで実現することです。小学生の頃から『動物病院をやりたい』と無邪気に思ってはいましたが、たくさんの患者様とそのご家族に触れ、院長をはじめとした志の高いスタッフの皆様に刺激を受け、ここで獣医師として責務を全うしたいという思いがありながらも、武蔵国どうぶつ医療センターで学び、成長した自分にしかできない動物病院を追い求めたいという思いが日々強くなっています。毎日毎日が成長の連続で、常に最良の獣医療を提供するべく邁進する環境に身を置かせて頂きながら、組織として足並みを揃えて進むことの難しさや、それを支えるたくさんの人々の存在、動物病院という組織がどれだけ繊細で緻密な存在であるのか、それを維持することがどれだけ難しいことであり、やりがいであるのか、風通しの良い風土だからこそ学べたこのような経験を最大限に活かし、自らの思いを全力で獣医療にぶつける事が今の私の目標です。
〇入社して間もない頃、先輩方に支えて頂きながら重症の患者様の診察をさせて頂き、最期を迎えた時、「先生に診てもらって良かった」とご家族に言っていただけたことが心の底から嬉しく、今でも忘れられません。
〇毎日が学ぶことだらけで時間に追われる日々ですが、今年無事に救急対応の資格試験に合格することができたこと。
〇年間を通じて様々なイベントがありますが、どれも皆全力で、こんなにも風通しの良い職場が本当にあることに改めて驚きました。
獣医師は、常に知識や技術をアップデートし続けながら、それぞれの患者様とそのご家族に合わせた最適解をご提供する責務があると考えます。そのためには、病気だけをみるのではなく、常に動物、人、環境に目を配り、この病院に来て良かったと、何より患者様とそのご家族が幸せを感じ、後悔をしない日々を過ごせるような獣医療を提供することが、獣医師の必要性であり、責務だと考えています。