社員インタビュー07 

看護師さんと同時に現場全体のシフト係をされているようですね。大変ではないですか?

先輩から引き継いでもう3年になります。看護師だけではなく獣医師やトリマーなど各職種と連携し、動物病院業界では珍しい「事務管理部」という人事と経営に特化した管理部門(4名以上)と密に連携し、現場で働くスタッフのサポートも行っています。また、法令改正や就業規則などもあるため、人事担当と常に情報を共有しながら日々業務をこなしています。

これから働きたいという方に向けて参考になるようなことを質問させていただきます。可能な範囲でご協力ください。

シフト係はいろんな意味で病院全体をみる必要がありますし、労働面や福利厚生のことも幅広く知らなくてはいけないので、日々アンテナをたてて情報を吸収しながら精進しています。少しでもご参考になる回答ができればと思います。

残業や休日出勤はありますか?

残業、休日出勤はあります。月の残業平均時間は50時間程度です。休日出勤した場合は振替休日の取得が出来ます。休日出勤はセミナー参加による場合が多く、職種問わず色々なセミナーが開かれるため、多くの知識を得ることができます。

本来の出勤日に外部でセミナーや学会があることも少なくないかと思います。日々の業務の中で、それらに参加することは可能ですか?

可能です。病院としても積極的な外部のセミナーへの参加を推奨しており、スタッフ間の協力によるシフト管理などによって、毎月多くの方がセミナー等に参加しています。

シフトはどのように決まりますか?

シフトは、必ず希望通りになるわけではありませんが、先輩後輩問わず希望(連休や飛び休など)に合わせて平等に調整するので、就職前や年度の変わり目にヒアリングと調整を行っています。

通勤方法に指定はありますか?

特に指定はありません。自宅からの距離などに合わせて、徒歩、自転車、自動車、電車など、獣医師であっても看護師であっても希望の方法で通勤いただけます。

有休はとれますか?

はい。法令に即した労務管理を行っておりますので有給取得は可能です。有休等の申請はスタッフ自身のスマホで専用アプリを使って行っています。入社日に有休が付与されるのも大きな特徴で、入社日に法定内有休(法令通りの有休)にプラスして法定外有休(年次に関係なく年8日)が付与されます。

有休が取り易い環境ですか?

取りやすい環境です。当院では有給休暇を積極的に取得してもらっており、1週間連休を取得されるスタッフもいます。プライベートの時間もぜひ充実させてください。

夜間勤務があるようですが、どのような形態でしょうか。

担当開始時期に明確な規定は獣医師にも看護師にもありませんが、スタッフの体制やそれぞれの習熟度を加味し、おおよそ1-2年目から担当していただきます。その際は、先輩とペアになり、昼頃に出勤、夜間業務終了まで勤務いただきます。

やむを得ず体調を崩すこともあるかもしれまん。当日の病欠はどういった扱いになっていますか?

原則欠勤扱いとなりますが、領収書や診断書の提出をいただければ年に3日間まで有休消化できるようにしています。

当日の欠勤によって他のスタッフに迷惑はかかりませんか?

問題ありません。現場をしっかりとまわせるように協力体制を整えていますので、やむを得ない事情がある時は、遠慮なく申し出てください。

残業代はきちんと支給されていますか?

法令に従った賃金規程どおりに適切に支給されています。

資格等による個別の評価はありますか?

資格等の取得があった場合は、その内容に応じて、手当の対象となります。もちろん、学会やセミナー等への参加費補助や資格取得支援もありますので、自己研鑽の機会としてご活用ください。

育児休暇制度はありますか?出産をした後も働き続けられるのか不安です。

あります。女性の育休取得率は100%。子育てしながら仕事を続けているママもたくさんいます。ただし、子育てをしながら仕事を続けるのは、動物病院に限らず、どんな仕事でも大変です。そこにはパートナーの理解と協力、そして何より働きたいという本人の強い意志が必要です。また、男性のスタッフも獣医師、看護師を問わず、育休の取得が可能です。
現在当院では育児休暇から復帰された先輩ママがたくさんいいますし、その方達から育児について相談できる環境でもあるかと思います。それはこれから結婚、出産を考えているスタッフにとっても心強いことかと思いますし、ずっと安心して働き続けられる職場だと思います。

育児や介護をサポートする制度や福利厚生を詳しく知りたいです。

出産祝い給付金、産前産後休暇、育児休暇の取得、育児・介護時短での勤務が可能です。

ずっと働いていきたいと考えていますが、問題ないですか?

当院は福利厚生や労働環境が整っていますので、長く働きたい方に適した動物病院です。また、当院としても長く働いてくれる方を歓迎しております。

武蔵国どうぶつ医療センターの将来についてお聞かせください。

開院以来30年連続で診療件数・診療収入ともに増加しており、毎年継続して昇給や賞与支給を行っています。スタッフ数も毎年増加しており、現在では50名を超える規模にまで成長しました。その背景には、各スタッフの弛まぬ努力と、それらを支えるスタッフが満足して働ける環境づくり、その基礎となる経営の安定が重要だと考えています。

申し上げずらいのですが一般的に動物病院は、労働環境がブラックではないかとよく聞きますが・・・

当院では、かねてより法令どおりの「働き方改革」に取り組んできました。業界平均と比べても長期勤続者が多く在籍しています。労働時間管理やそれらに基づく残業手当の支給も適切に行っています。完全週休2日制に加えて通常の法定内有休、そして法令以上に支給している法定外有休(年間8日間)が付与されるので、年間の休日とや休暇は、一般企業と比べても遜色ない日数です。しっかり休んでリフレッシュしたり、勉強に充てることができます。ただし、命と向き合う仕事なので、生活が不規則になったり、労働時間が長くなる傾向はあります。当院も外来件数や入院数が多く、忙しい職場であることは確かで、その中でも多くの業務に効率よく対応し、より多くの動物を助けることにやりがいを感じる熱意が当院で働くうえで何より必要になります。

動物病院で働くかどうか迷っている方に一言お願いします。

動物病院で働くには、「動物が大好き。動物を救いたい。」という想いややりがいがとても重要ですが、それを支える手厚い就業サポートも同様に重要です。当院には、皆様のそうした思いややりがいを全力でサポートする体制が整っていますので、迷っておられる方は、ぜひ一度当院に見学にいらしてください。そして、あなたの迷いが労働環境や福利厚生や制度にあるなら、当院はそれらを満足いく形でサポートできると思います。