院長のひとりごと

2019.4.1

この病院のスタンス

よく質問をされます。

「この病院は担当医制ではないのですか?」

答えは「Yes!」です。
そうするつもりは、いっさいありません。

なぜなら、現在の獣医は僕を含めて専門分野があります。
一匹の犬にひとつの病気に限らず、色々な人に、色々な目線でみてもらった方が良いと思うからです。
欠点は、色々な言い方を患者にしてしまうこと。ただし、大切な部分はみんな同じです。
担当の先生が退職、長期休み、急な病気、その都度、診察一からでは時間も費用もかかります。

特にこれからは予防の季節。色々な先生にみてもらって下さい。
僕も、たまにハッと思うことをみつけてきます。
動物医療は、計画的にはなかなかいかず、人間でいう救急救命のようなもの。
動物病院に来る時は相当わるいことが多いです。

“1日3回のミーティングで情報は共有しています!!”

院長

2019.3.2

周りの変化

ぼくは扁桃腺がわるく、定期的にお医者さんに通っているんですが、その主治医の先生も年齢なのか退職し、ぼくより若い先生になり、中学生から通っている床屋さんも人がいなくて縮小になるみたい等・・・

獣医さんの集まりも、今までぼくが年下で、と思っていたら、後輩がたくさんできていて、ぼくの一言が大きなことになることも多くなっています。
年令というか、経験を積むとぼくの周りにはかん違いしている人も多く見られ、自分自身気をつけて生活をしたいと思います。

ぼくの恩師のひとこと
1.「先生」と言われたらバカにされていると思いなさい
2.努力して三流、財をなして二流、人を育てて一流
3.他人の保証人にはなるな(故 母)

院長

2019.2.1

田口家という名のジャングルの天然記念物

自分には子供が4人いて、長男は大学で家を出て行き、残るは、妻と3人の娘たち。
最近気がついたことがあります。
朝おきると既に妻と子供たちは通学とその補助でだれもいないし、昼はお弁当、夜は仕事がおわると自分の部屋へ入り、なにか機嫌がわるい妻がそこにいる。
ただ娘たちのバックとか生きている足跡はあるかんじ・・・
奄美大島行ってアマミノクロウサギをみつけた時ですらすこし僕と目が合うのに、娘たちはぼくと目を合わせず、会話もなし。
そうだ!娘たちは天然記念物と思えばいいんだ!!と思って毎日の診察をしています。

院長

2019.1.3

つんつん言葉とフワフワ言葉

新年あけましておめでとうございます。
今年もがんばります。どうぞよろしくお願いします。
先日、福島から姪っ子が遊びに来て、「おじちゃん、つんつんした話し方をしているとダメで、やさしく、思いやりのあるフワッとした話し方をしなさいって、幼稚園の先生に言われたよ」と言いました。
つんつん言葉とフワフワ言葉といっているそうです。
ほくは、こういう仕事をしているし、カミさんも元人のの看護婦さんですので、子供をしかる時もけっこう激しく、フワフワ言葉などまちがいなく不使用でしたし、たしかに大人になってもガミガミ言われても違う感情が出てきますし、少し50才のおじさんも勉強になりました。
フワフワ言葉にチャレンジする1年にしようと思いました。

院長

2018.12.1

自分を主張しないポリシー

11月にめでたく50才をむかえ、少し考えたことがあります。
この年令になると周囲の人が冷静に見え、「もったいないな、この人は」とか考えるようになります。
人に対し、自分の意見、考えをおしつける人間、おしつけるだけでなく批判する人間、自分に自信がない人間、おしゃべりな人、無口な人、様々です。
客観的にみていて色々だなと思います。
50才になると各々の事情、環境、仕事、経済状況、家庭、宗教があると思うので、鈍感力というか、聞き役に徹するというか、Let it beというか、もうそれが一番いいなと思います。
但し、自分に絶対的な自信があればです。特に自分は若い人を育てているので・・・。自分が少し損するくらいが丁度いいと思うようになりました。
若い時は死ぬほど負けず嫌いでしたが・・・

院長